2013年11月20日水曜日

市松木目切嵌腕輪 制作過程



 展示から帰ってきた作品をマジマジと眺めて見た

失敗ヶ所が目につき、火の通し方や叩き方に、もっとこうすべきだった!という反省点がいっぱい

仕上げの木目調もあまりよくなかったけど、反省点はまた次の作品に活かそう

今回の作品の制作過程です

初めは遊び半分で市松模様の板を作りました



それから図案を考えていき、木目金を切り嵌めしたり、銀張りをしたりと55個の部品を組み合わせて火にかけました。



これは全ての部品をロウ付けして火からあげたところです
部品数が多いため、全体にホウ砂をたっぷり塗り、ガラスの膜を作っています



表面のガラス質の膜を硫酸で溶かしています
膜が溶け落ちる様がよくわかりますねぇ



ガラス膜が溶けてキレイになったら余分な部分を切り落とし、これで図案の通りの一枚板が完成します



この一枚板を曲げて表面を整えたら完成!!

きったない手ですねぇ~

だいぶ大まかに紹介しましたが、ここにたどり着くまでにかなりの時間を費やしました

反省点もいっぱいありますが、コツコツとやってきた自分の技術を評価してもらえた事は
本当に嬉しかったです。


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