2011年6月23日木曜日

木目金ライン Vol.2

前回、接続面を合わせたリングをロウ付けして、ペンダントトップはバチカンをつけてキレイに磨きあげました。ペンダントトップは両サイドが槌目になっています。前回も説明しましたが、肉厚リングはロウ付けに苦労します。それに加えて、木目金が入っていますので、火の加減が難しく、ロウ付けに夢中になっていると、木目金を溶かしてしまうなんて事もありますし、火をあてすぎると、木目金にスが入ったりもしますし、本当に厄介です。こんなシンプルな作りですが、ロウ付けには手を焼きました。

2011年6月13日月曜日

木目金ライン Vol.1


最近、木目金と他の金属でラインを表現する事に凝っています。先日、シンプルな直線ラインでプレートを作ってみました。写真の三つのプレートですが、短いのはペンダントトップに、長いのは、リングにします。二枚目の写真はよくなましたプレートを丸めて、接続面を合わせたところです。これから、ロウ付けに入ります。肉厚リングは、よくなましてあげないと、金属の反りが反発して戻ろうとして接続面をキレイに合わせても、ロウが流れる時に隙間が開いてしまうので、難しいです。今回プレートを作りながら、色々なラインと金属の組み合わせをやっていきたくなったので、出来次第アップしていきたいと思います。

2011年6月11日土曜日

一輪挿し制作 Vol.1


今、叩きで一輪挿しを制作中です。一枚の板を叩いて立ち上げ、作りたい曲線に合った当金にあてて、深い曲線、浅い曲線をつなげていきます。当金も作りたい曲線に合わせて用意しなければなりません。今回は、お師匠様の泉先生の道具をおかりして、底の丸みを整えています。鍛金制作は当金の他に金槌も自分で用途に合った物を制作します。とにかく道具がいっぱい必要です。長い月日がかかりそうです。