タバコケース : 市松木目煙草箱が
全日本金銀創作展におきまして
第2位の関東経済産業局長賞を頂く事ができました
このタバコケースの制作過程を綴りたいと思います
まずは木目金の制作からスタートです
タバコケース本体の板にこの木目金を使用します
本体は木目金と市松模様を組み合わせるので
四角い板を接ぎ合わせて市松の板を作り出します
ケースの合わせ物ですので一つ一つきっちり丁寧に
サイズの切り出しを行います
木目金と市松の板を接ぎ合わせによりロウ付けしていきます
模様の組み合わさった一枚板の出来上がり
同じ工程でもう片方の板も作ります
模様違いの一枚板を作り変化をつけてみました
タバコケースの中に何本のタバコを収めるのか?
叩いて曲げた時や高さの計算等を色々と考慮して
寸法出しをしました
この寸法出しが一番大変ですが
これができたら、後はコツコツと丁寧に作業を進めるのみです
彫金工房Aikawa 相川千明
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