2019年11月22日金曜日

市松木目煙草箱 制作4







市松木目煙草箱の制作過程

ケースの両蓋が形を成したので
これを繋ぎ合わせるヒンジを取り付けていきます




丸パイプを作り等間隔に切って並べます




両蓋交互にロウ付けで取り付けます
仮付けの少量のロウを一度流し、固定させた後に
一気にロウを流し込みます

ケース全体どこをみても全てロウ付けだらけですので
ここまで来ると火を入れて他の部分を溶かさないように
ロウを流し込んでいく作業も緊張感が走ります






ヒンジの取り付けが完了したら
細い芯棒を通して平行や噛み合わせ等の確認をしっかりと行います

外側は木目金と市松の模様板
内側は銀張りの岩石仕上げ

外側と内側で違う風景を楽しめるよう
2層仕立てで作り上げたタバコケースとなります

この後はこのデザインに合わせて
内側の取り付け部品を作っていきます





                           彫金工房Aikawa 相川千明







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