2019年12月14日土曜日

市松木目煙草箱 制作7







市松木目煙草箱の制作過程


タバコケースの開閉ボタンを作っていきます




本体にボタンを通す穴を開け
裏に板バネを仕込んでいきます

ボタンはK18で制作しました




裏側に仕込む板バネは
本体内側の銀で岩石槌目と揃えました

バネ機能を活かすため
銀は割合を変えての銀合金を作り
弾力性を持たせてあります




ボタンとバネを仮設置して
開閉の問題はないか、隙間なく噛み合わさるか、
何度も確認作業を行い整えます




部品をカシメてしまってからではやり直しがきかないので
ボタンや帯のバネの効き具合もよく確認して最終工程に進みます




タバコケースの全ての部品が揃いました

各部品を色上げして、組み立てに入っていこうと思います





                             彫金工房Aikawa 相川千明






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