2013年11月6日水曜日

第11回全日本金銀創作展 受賞


二年に一度行われる全日本金銀創作展が開催されました。

一部門が置物、二部門が装身具です。伝統工芸士の競演です。

そんな中、僕は二部門に腕輪を出展していました。

先週、受賞者発表が行われ、なんと受賞の連絡を頂きました。

大臣賞、知事賞と素晴らしい作品が並ぶ中、僕は五番目の日本商工会頭賞を受賞しました。

作品名 : 市松木目切嵌腕輪

展示会場が撮影禁止だったため作品の写真がまだないので制作過程も含めながら後日アップしたいと思います。




2013年10月15日火曜日

木目金Zippo制作 Vol.6



金具作りの続きです

前回、小さい銀のパイプを切りました

そのパイプを四分一板にロウ付けします

このロウ付けが部品が小さいためとても厄介です

しかもヒンジ部分なのでロウが少しでも違う場所に流れてしまうものなら

開閉の動きもできなくなるし、かみ合わなくなるしで、大変な事になります

部品が小さいためロウ付けの位置を合わせたり酸化防止剤を塗る事も大変です

針の先や楊枝の先を使って作業します

細かい作業が多いため一発で仕上げたいと思い、部品を組んでからロウ付けしたら

色々なところがくっついてしまい、失敗に終わりました

結局、何度も失敗を繰り返したあげく組んでからのロウ付けはやめました

厄介な作業になるけど別々に作る事にしましたが、これまた失敗を重ねました

ヒンジを作った事がないので、位置合わせにとっても苦労しました

しかし、失敗を重ねた事で良い物をつかみました

合わせ方も流し方もコツをつかみました

これがその成果です




              これを組み合わせるとキレイに動くヒンジの完成です



                     苦労した分、嬉しいです!! 

2013年10月5日土曜日

木目金Zippo制作 Vol.5




11月に開催される全日本金銀創作展に出品する作品を制作中だったため

Zippo制作が金具作りで止まっていましたが、一区切りついたので、金具作りを始めます

全日金銀展の作品制作はあとでアップしたいと思います。


まずは前回も言っていた四分一作りからです

四分一には銀の配合により、白四分や黒四分などありますが今回は標準的な物を作りました


これを叩いていったのですが、ホント硬いです。

金槌からの感覚がキーンッ!キーンッ!と伝わってきます

コンマ6ミリの板にして糸ノコを入れたら、刃からもキンキン伝わってきました

板を作ったので、次はヒンジ部分の制作です

これは銀で極細パイプを作って、それを切って水平を出していきますが、

とにかく小さいので大変です



写真のスリ板の上にあるのが延ばして作り出した四分一板です

この板を切って、この小さなパイプをロウ付けしてヒンジ部分を作っていきます

目がショボショボするぅ~


2013年9月16日月曜日

木目金Zippo制作 Vol.4



じゃんッ!!

中身入りました。キツ過ぎず、ゆるくなく、完璧な合わさり具合です。

フタ部分も切り離し、次はいよいよ金具作りです。


使わなくなったZippoを分解して金具を取り外してみました。


長い歴史のあるZippoが作り出した金具です。音の仕組みが色々計算されつくしているはずです。

ただ、このベロの部分は形状により、どんな変化が生まれるのか興味深いです。

この金具は真鍮でできていました。やはり硬さとバネがポイントでしょう。

硬さとバネを兼ね揃えている金属といえば金になります。

しかし、コストがかかりすぎるので、金に代わるような硬い金属を自作したいと思います。

そこで今回は硬い四分一を作って金具作りを進めていこうと思います。

2013年9月6日金曜日

ライターケース


随分と古い作品です。ジュエリー学校時代に作ったものですが思い入れのある作品です。

初めてカボション(半丸のふっくらカットの石)の石座を作る課題だったのですが
この時まだ‘合わせる’という難しさも知らずにライターケースを作ろうとチャレンジしたものです

カボション石のふくりん留めを勉強するレベルでしたから叩いて合わせるなんていう技術なんてもっていなかったから全てが一発勝負的な感じで作っていました。

合わせの難しいところは計測したサイズとピッタリすぎてもダメ。
最後のなんともいえない絶妙な合わさり具合を出す事です。

この時は100円ライターの形状に合わせるためにはどう作れば良いのか色々な先生に聞きまくりました。金属加工の課題だったのでワックスを使う事はNGだったので先生たちもかなり頭を悩ませていました。結局、木型を作って当金の代わりにするという、言うなれば鍛金です。

これが鍛金デビューの作品です。カボションの石座を作る授業だったのに、この作品ひとつで色々な技術を学びました。

木型を作ったり相当な時間を費やしましたが完成してライターをセットしたときは感動しました。

ゆるくスっとケースに入っていき、入り終わるところでキュッと絞まる。
なんとも絶妙な合わさり具合に仕上がった作品でした。


2013年9月2日月曜日

木目金Zippo制作 Vol.3




木目Zippoだいぶ出来てきた。

面積が広いのでロウ付けが厄介だ。

ロウ付けは全体に火を通しながら溶かさないと素早く上手くいかない。

おまけに木目金が入っているのでとても気を使います。

そして、これからがとっても大変なんです。

Zippoの中身がキレイに入らないといけない。

キツすぎてもダメ! ゆるくてもダメ!

この調節を叩きで合わせます。これが一番の難所!!

それと金具作りも難所です。Zippoの音♪これかなり重要!!

中にU字の金具がつくのですが、これをロウ付けしてしまうと音が出なそう。

これをどうするか考え中です。



2013年8月16日金曜日

木目金Zippo 制作 Vol.2



毎日毎日、暑すぎていやになるぅ~

そして、やらなきゃいけない事がありすぎて頭も身体もテンパリ状態です。

そんな中、Zippo制作を進め始めました。

前回、作った切り嵌めの板をこの制作のために作った道具にあてがい成形していきます。

だんだんとZippoらしくなってきました。

木目と赤銅がじつにシブイ!!

これでタバコに火をつけるの楽しみィ~♪♪




2013年7月29日月曜日

木目金Zippo 制作

Zippo制作のために揃えた材料、木目金と銀と赤銅の板を図案にそって切り出しました。

この3種の金属を切り嵌めして1枚の板を制作します。

硬い金属を図案通りに切って、線のカーブや細いラインもピッタリはまるよう合わせなければならなく、何度も確認しながら隙間のないように削りながら嵌めます。

そして切り嵌めして完成した板がこれです。


次はこれを叩いていきます。



それと切り嵌めが楽しくなってきたので、もう1つ切り嵌めでの作品の制作を始めました。

まだ汚い状態での写真ですが、市松模様の板です。



これは秋に出品予定の作品の部品として使うつもりです。


2013年6月22日土曜日

木目金zippo 制作開始

zippoの制作を開始しました。

金属板を叩いて作っていくのですが、まずはこの板を作っていきます。

木目金や赤銅や銀を使い、伝統彫金の切り嵌めの技法で作っていきたいと思います。

まずは木目金をトンカンとひたすら叩いて作っていきます。



今回の木目金は斑な感じがとてもキレイにできあがりました。

次に土台となる銀板の厚みを木目金と同じに合わせて整えていきます。

 

 同様に赤銅の厚みを整えて、やっと材料が揃いました。

この木目金、銀、赤銅を切り嵌めします。

この切り嵌めは何度もすり合わせながら嵌めていくのでとっても根気のいる作業になります。


こんな作業手順いっぱいの凝った物を作るの久しぶりでなんか楽しいですよっ!!





2013年5月17日金曜日

zippo 道具制作

今日はビアグラス完成に続き、気分が高まっています。
ずっと作りたいと思っていたけどなかなかやらなかった事。 zippo制作です!!
とうとう乗り出しました。

第一号を作るにあたり、まずは道具がないと作れないので、道具制作からです。
そこで、鉄のプロフェッショナルに相談!!

小学校からの同級生で友人のよっくんに連絡したら、すぐ作ってやるから来なって!!
もうわくわくが止まらなくなってきました。よっくんの鉄工所は群馬県太田市にある何でも作っちゃう村岡鉄工所です。すごいんです。

鉄工所のほの暗い明るさの中に浮かび上がる機械達は何とも言えずカッコ良くて心をくすぐる
見てるだけでも興奮してきちゃう。


               デッカイ旋盤に切った鉄の棒をセットして面出し!!


               木台に打ち込める様に先端カット!!


               杭状になった棒と当金を溶接!!


               グラインダーでバリ取り!!



               そして、完成!! うれしいィ~♪♪

いつも精密なスゴイ物を作っているよっくんですが、こんな物でも快くあっという間に作ってくれちゃいました。ホントっ嬉しい~♪♪

今日は鉄工所見学してきて、あの雰囲気マジかっこよくて楽しかった。

そして、何よりこの道具、めちゃくちゃ嬉しい。ただの鉄の棒だけど、俺には宝物!!

                  よっくん~ありがとう~