2017年10月18日水曜日

木目金バングル







以前、作った木目金のサンプルを叩き延ばしてみました





これは前のブログでここまで紹介しました

この木目金を更に彫って叩いて延ばします







1.5ミリ厚まで延ばしてみました

そして、裏に銀板を張り合わせて曲げていきます

腕の形状に曲げたら、叩いた槌目をキレイに均します






こんな感じになりました

これをキレイに砥いでいきます





番手を変えながら鏡面になるまで、ひたすら砥ぎます





ピカピカに砥ぎ終えた物がこちら

砥ぎ終えたら、酸化が進まないようすぐに脱脂の作業に入ります





重曹と炭粉を使って、これでもかというくらい丁寧に脱脂します

手の油分や研磨剤などが付着していると次の煮上げ作業で色がのりません

脱脂作業はとても重要です






脱脂が終えたら、梅酢と大根おろしに漬けこみます

そして、色上げ作業に入ります





この青緑の液体はお湯に硫酸銅と録青を溶かした物です

これを人肌程度に温めます

先程の大根おろしから出したバングルをこの液体の中に投入です

ぬるめの温度で色の付き具合を確認して、おかしいと思ったところは脱脂を繰り返してみます

確認を終えたら、徐々に温度を上げ、常に煮液を撹拌しながら30分~1時間煮込みます

そして、仕上がった作品がこちらです

















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