2013年9月16日月曜日

木目金Zippo制作 Vol.4



じゃんッ!!

中身入りました。キツ過ぎず、ゆるくなく、完璧な合わさり具合です。

フタ部分も切り離し、次はいよいよ金具作りです。


使わなくなったZippoを分解して金具を取り外してみました。


長い歴史のあるZippoが作り出した金具です。音の仕組みが色々計算されつくしているはずです。

ただ、このベロの部分は形状により、どんな変化が生まれるのか興味深いです。

この金具は真鍮でできていました。やはり硬さとバネがポイントでしょう。

硬さとバネを兼ね揃えている金属といえば金になります。

しかし、コストがかかりすぎるので、金に代わるような硬い金属を自作したいと思います。

そこで今回は硬い四分一を作って金具作りを進めていこうと思います。

2013年9月6日金曜日

ライターケース


随分と古い作品です。ジュエリー学校時代に作ったものですが思い入れのある作品です。

初めてカボション(半丸のふっくらカットの石)の石座を作る課題だったのですが
この時まだ‘合わせる’という難しさも知らずにライターケースを作ろうとチャレンジしたものです

カボション石のふくりん留めを勉強するレベルでしたから叩いて合わせるなんていう技術なんてもっていなかったから全てが一発勝負的な感じで作っていました。

合わせの難しいところは計測したサイズとピッタリすぎてもダメ。
最後のなんともいえない絶妙な合わさり具合を出す事です。

この時は100円ライターの形状に合わせるためにはどう作れば良いのか色々な先生に聞きまくりました。金属加工の課題だったのでワックスを使う事はNGだったので先生たちもかなり頭を悩ませていました。結局、木型を作って当金の代わりにするという、言うなれば鍛金です。

これが鍛金デビューの作品です。カボションの石座を作る授業だったのに、この作品ひとつで色々な技術を学びました。

木型を作ったり相当な時間を費やしましたが完成してライターをセットしたときは感動しました。

ゆるくスっとケースに入っていき、入り終わるところでキュッと絞まる。
なんとも絶妙な合わさり具合に仕上がった作品でした。


2013年9月2日月曜日

木目金Zippo制作 Vol.3




木目Zippoだいぶ出来てきた。

面積が広いのでロウ付けが厄介だ。

ロウ付けは全体に火を通しながら溶かさないと素早く上手くいかない。

おまけに木目金が入っているのでとても気を使います。

そして、これからがとっても大変なんです。

Zippoの中身がキレイに入らないといけない。

キツすぎてもダメ! ゆるくてもダメ!

この調節を叩きで合わせます。これが一番の難所!!

それと金具作りも難所です。Zippoの音♪これかなり重要!!

中にU字の金具がつくのですが、これをロウ付けしてしまうと音が出なそう。

これをどうするか考え中です。