2014年7月22日火曜日

木目金バックル Vol.2




暑いっ!!  マジ暑いです~~~


この暑い中、更に暑くなる事やってました


バックルに使う地金作りです


猛烈に汗がポタポタでした



バックルに使う地金のため、厚みも幅も出すために銀を100グラム溶かしました


量が多いため、両刀バーナーで、2本使うから2倍暑かったです


100グラムなんとか溶かして型に流し込みました




 この後は外作業しましたよ~


バックル制作に使う当金の準備です


鉄を削るため、鉄粉が材料や道具に入ると面倒なので、外の作業です




この当金は、お師匠様から頂いた大切な道具です


当金の角度調整のため、ヤスリで削り出します




大切な道具なので、傷ひとつ残しません


ヤスリで整えたら、ジュエリーを磨くようにキレイにピカピカに仕上げます


いい具合の太鼓腹です


バックルのキレイなラインを出せそうです



もう暑くてヘトヘトなので、今日はここまで!!









2014年7月18日金曜日

木目金バックル




今、木目金を使ったバックル制作をしているので、制作過程を綴りたいと思います。

まずは、木目金を作るために、板を切り出します。



作りたい大きさをイメージしながら、20枚ぐらい切り出します。

この切り出した板をキレイに処理します。



ヤスリ状のスポンジで一枚一枚、両面をキレイにヤスリます。

これは、金属の表面の酸化膜を落として、生の純正な金属部分を出してやってます。
これを怠ると、火で溶かした時に金属分子が密着しなく、失敗に終わります。

地道な作業ですが、すごく大事です。



これが、キレイに処理した板を積み上げた物です。

これを火にかけて溶着します。


 20枚以上の板が重なり、分厚い一つの塊りができたら、
ひたすらナマして叩いてナマして叩いてを繰り返していきます。


これを繰り返すことで、2㎝ぐらいあった厚みをどんどん落としていきます。

この時、上下からの力により側面が上と下が延べ出して、真ん中がくぼんできます。
このくぼみができたまま、叩き続けると最後に割れの原因になります。



これは、だんだん薄くなってきた塊り。
光っているところが側面ですが、写真のように、くぼみを作らずに打ち込んでいく事が大事!!

これ、割れやハゲが出来ないように木目金を作るには、かなり重要な事です!!



厚さ5ミリぐらいになってきたら、ナマし叩きに加え、彫りこんでいきます。

だんだん模様が出てきました。



これが、厚さ3ミリぐらいの状態です。

イイ感じで模様が出てきました。

ここまで来たら、あとは割れない事を祈るばかりです。

慎重にナマしを何度も入れながら、厚さ1ミリまでもっていくと…





                        木目金の完成!!



これはまだ、バックルの部品としての一部なので、続きはまたあとで!!














2014年7月15日火曜日

アフリカ楽器




昨日、突然、お店にアフリカの方が三人も訪れてきました。
しかも、日本語が全くできなく、困った!!


どうやら、アフリカの楽器を売りたいらしく、交渉を始め出した。
日本の鼓みたいな楽器でジャンベというらしい。


よく見ると、一本の木を手作業でくり抜いてあり、皮もキレイに張られてて
だいぶ手のこんだ作りだった。

音もなんか自然な感じで心地よい!!


しかし、全くもって必要がない!!


必要ないが、なんか魅かれる!!


結局、渋りに渋り、値切って2個買ってやりました。



                      これが、ジャンベ!!


ネットの輸入雑貨屋で調べたら、10倍くらいの値段がする物だった。


ラッキーとは思いつつも、使い道がないので、
今日の朝、娘の枕元に行き、ジャンベを叩いて、アフリカンに起こしたら
マジでうざがられたぁ~(;一_一)




ジャンベとは関係ないけど、僕も今、手のこんだ物を作っているので
後で更新します。 


木目金バックルです!!